2011年10月18日

新日鉄エンジ、マレーシアにバイオマスコークス製造工場

 新日鉄エンジニアリングの環境ソリューション事業部(事業部長=山田良介・取締役常務)は、マレーシアでバイオマスコークス製造事業に乗り出すことを決めた。

 2011年6月に100%出資による現地子会社「ニッポンスチールエンジニアリングバイオマスコークマレーシア」を設立し、パーム油の搾油工程で発生するEFB(Empty・Fruit・Bunch)を原料にしたバイオマスコークス製造工場を新日鉄エンジとしては世界で初めて建設し、13年春にも完工・稼働する予定。事業規模は年間生産で初年度約3000トンを計画し、生産能力の増強、生産技術の確立を行い、将来的には年産1万トン以上の生産を目指す。

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