2011年10月25日

神戸製鋼、円弧形波返し護岸拡販

 神戸製鋼所は、鋼とコンクリートのハイブリッド構造で、特殊な円弧形状の大型波返し護岸「フレア護岸」を拡販する。

 フレア護岸は、全面の特殊な曲面形状によって、押し寄せる波の方向を滑らかに変化させ、海側に戻す工法。その独自の形状から(1)通常の直立や波消護岸工法と比較して越波流量が少ない(2)高い護岸や消波ブロックなどが必要なく、景観が損なわれない(3)砂浜を維持できるため、生態系の保護に貢献できる(4)護岸上の天端部は歩道や道路拡幅などに有効活用できる――などのメリットが生まれる。

スポンサーリンク