2011年10月31日

東京地区の構造用鋼、上げ材料に乏しい

 構造用鋼は横ばい。8―9月に比べ10月の流通各社の販売数量はやや落ち込んでいるもようだ。流通在庫も適正かやや多い状況で、メーカー値上げ分の価格転嫁を進めたい流通にとって、厳しい環境となっている。機械構造用炭素鋼(SC、丸鋼)はトン13万5000円どころ、クロム・モリブデン鋼(SCM、丸鋼)は16万円どころと同値圏での推移が続いている。

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