2011年11月22日

日鉄物流、タイ鋼材倉庫を倍に

 日鉄物流はタイでの事業拡大を図る。現地子会社のニッポン・スチール・ロジスティクス・タイランド(NSLT)が、東部工業地域に持つレムチャバン物流センターの鋼材倉庫を2倍に増築したほか、トレーラー20台の増車、近隣の土地取得(約2万4000平方メートル)などを行い、鋼材物流基盤を強化。

 12月からは新日鉄グレープの冷延メーカー、サイアム・ユナイテッド・スチール(SUS)の母材内陸輸送、製品出荷輸送への参画が本格化する見込みであるなど、新日本製鉄グループの事業拡大が続くタイでの、サービスネットワーク体制の整備を進める。