2011年11月28日

サステック、関東工場を合理化投資

 ステンレスコイルセンター大手のサステック(本社=大阪市)は25日、関東工場の合理化投資に踏み切る考えを明らかにした。

 来年度までに1250ミリ幅のスリッターラインに自動刃組み装置を導入し加工量を倍増、1600ミリ幅の同ラインを廃棄する計画。ステンレス販売量の拡大に向けて製造コストを下げ、人員をスリム化した上で、中期での継続的な黒字化を目指す。関東工場の着工から半年遅れで、関西工場にも導入したい考え。両工場に導入となった場合、総投資額は5―6億円程度となりそうだ。今後、株主の承認を得て正式に着工する運び。

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