2011年12月1日

JFEスチール、復興技術提案を加速 鉄鋼スラグで地中空洞を復旧

 JFEスチールは、東日本大震災の復興対策技術の開発・提案を加速させている。30日発表した、鉄鋼スラグを原材料とした「スマートグラウト」は、液状化で生じた地中空洞の復旧に有効な新技術として開発。そのほか、被災地の護岸整備や地盤改良工法、津波対策などの幅広い範囲で新工法の開発・提案を進めている。鉄鋼スラグや鋼管杭・鋼矢板を用いた震災対策を広めることで、災害復興に貢献する考えだ。