2011年12月2日

丸紅、資源投資 半年で2000億円

 丸紅の資源・エネルギーグループは、金属分野を中心に資源投資を加速する。鉄鉱石、石炭、銅、アルミの4つの重点品目を中心に「向こう半年で2000億円規模」(川合紳二常務)の投資を実行したい考え。

 欧州の金融危機の影響で、資金調達の選択肢は狭まっているものの、資源価格が調整局面にあり、権益価格が下がり、円高の状況で「投資には良い環境」(同)と見ている。好機をとらえて競争力のある優良権益を積み増し、長期的な収益基盤を拡充する。