2011年12月6日

鉄スクラップ国内市況、H2再び3万円目前

 国内鉄スクラップ相場が12月に入り、上昇基調を強め、指標品のH2電炉買値は再びトン当たり3万円が目前に迫っている。東アジア向け鉄スクラップ輸出の船積み増や新規契約価格の上昇が要因。

 いぜん日本からの輸出価格に比べて、米国ディープシーの輸出オファーは割高なこともあり、「国内からの輸出オファーに加えて、関西以西向けの『西送り』価格も強基調」(商社)で推移。関東湾岸を中心に国内市況へと波及している。

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