2011年12月15日

東京地区の構造用鋼、強材料なく弱含み

 構造用鋼は弱含み。鉄スクラップが直近で反転してきたが、水準は低位。店売り荷動きは低調で、ひも付きのような忙しさはない。需給はミートしており、市中の在庫も適正レベルのため、市況が大きく動くことはなさそうだが、スポットでは安値も散見される。足元、機械構造用炭素鋼(SC、丸鋼)はトン13万円、クロム・モリブデン鋼(SCM、丸鋼)は同15万5000円どころ。