2011年12月16日

新日鉄、スチールハウス 釜石で復興住宅に採用

 新日本製鉄は15日、東日本大震災の被災地向けの復興住宅として、スチールハウスが採用されたと発表した。日鉄物流釜石が被災した社員用として、岩手県釜石市甲子地区に建設する社宅(3階建て、ファミリー仕様で全18戸)で、11月に着工し、来年3月に完成する予定。

 新日鉄グループでは建設工期が短く、耐久性や経済性に優れるスチールハウス工法が、復興住宅の迅速な整備に寄与できるとして、東北被災地区の関係自治体や工務店などに採用を働き掛ける。26日には自治体関係者や建設関係者などを対象に、建設中の日鉄物流釜石甲子社宅の現場見学会を開催する。

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