2011年12月21日

中板市況、2000円下落 荷足再び停滞

 関東地区の中板市況は、トン当たり2000円下落した。鉄スクラップ高を受け、東京製鉄が1月契約の販売価格を大幅値上げするとの見方が広がり、先週までに在庫を手当てする動きが散見されたが、東鉄は熱延カットシートのみ1000円値上げと、事実上の据え置き発表だったため、荷動きは再び停滞。下値は5万円台にまで拡大した。