2012年1月23日

鋼索工業会、3月末で解散 会員数減

 ワイヤロープメーカーで組織する日本鋼索工業会(会長=田中重人・東京製綱会長)は、3月末で解散することを決めた。工業会で行ってきた技術・統計関連など必要な業務は、線材製品協会(線協)で継承する。

 日本鋼索工業会は、鋼索製品業界の向上発展を目的に、1954年にワイヤロープ主力メーカー17社が集まり、鋼索工業会として設立された。会員数はピークの63年に26社だったが、企業の再編統合、その後はワイヤロープ生産撤退などもあり会員数が減少し、02年以降は9社となっていた。