2012年2月7日

東京地区の普通鉄線、年度内は同値圏

 普通鉄線はこう着商状。市中価格は4ミリの規格線がトン当たり13万7000円、一般用線が12万9000円中心となっている。荷動きは堅調に推移しているものの需給にタイト感はなく、価格は横ばい推移。流通各社は値戻しにより採算性を改善したい意向だが、需要家からのコストダウン要求は依然として強く、物件対応の安値も出ているもよう。関係者の多くは、年度内は同値圏での推移を見込む。