2012年2月13日

住金物産、メキシコ自動車部品会社に出資 現地需要捕捉

 住金物産は10日、自動車部品メーカーの北川鉄工所(本社=広島県府中市、北川祐治社長)がメキシコに設立する自動車部品製造会社に出資すると発表した。

 2012年2月に「キタガワ・メキシコ」を設立し、北川鉄工所が75%、住物が25%出資する。エンジン部品など鋳鉄鋳物の製造と加工を行い、13年4月に工場を稼働させる予定。総投資額65億円。北・中南米で自動車生産が拡大する見込みから自動車部品の現地供給に参画し、需要をとらえる。