2012年2月20日

高炉、缶用鋼板輸出商談 100ドル超値上げ

 国内高炉メーカーは、このほど開始した4―6月積みの缶用鋼板輸出商談で、価格をトン当たり100ドル以上引き上げ、ブリキコイルで1300―1400ドルの回復を図りたい考えだ。需要家の在庫調整が完了し、季節要因もあって需要は1―3月と比べ増えている。熱延・冷延鋼板価格の上昇もあり、缶材市況は強含みとみている。収益の回復を目指す。