2012年3月16日

鉄スクラップ関西輸出、関東を1000円上回る 相場の下支えに

 関西鉄源連合会(会長=黒川友二・扶和メタル社長)は15日、第29回鉄スクラップ共同輸出入札を実施し、FASトン当たり3万3520円(H2)で成約した。前回(2月3日実施)比2720円高で、さらに今月9日に行われた関東テンダーの平均落札価格を約1000円上回った。

 為替が円安に進んだ影響が大きく、3月に入って下落局面を迎えていた国内鉄スクラップ相場の下支え材料となりそうだ。