2012年3月16日

関包スチール、関包スチール工業を統合 ホールディング会社 来年にも設立

 関包スチール(本社=大阪市西区)は4月1日付で、関係会社の関包スチール工業(本社=茨城県鹿嶋市)を吸収統合する。資本金は従来通りの1億5000万円で、出資比率はオーナー系が100%、社長も引き続き谷本隆広氏が就任する。統合会社は事業所が本社と11営業拠点(海外含む)、工場が10拠点、従業員数が約400人、薄板加工量は年間100万トン強、売上高800億円規模となる。

 今回の統合は経営を合理化し、グループ全体の体質強化を図るのが狙い。早ければ来年にはホールディング会社を設立し、グループの戦略経営の強化を図り、事業拡張のためM&Aも推進していく。

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