2012年4月3日

城北伸鉄、設備更新で品質向上

 磨棒鋼製造、流通の城北伸鉄(本社=東京都板橋区、榎本哲也社長)は2013年2月期で、連続抽伸機の更新を軸とした設備投資により品質を向上し、販売量を確保する。このほど設備投資の5カ年計画を策定した。売上高は前期比4%増の46億9000万円を目指す。一方、経常利益では前年を下回る慎重な見通し。鉄鋼石、石炭などの鉄鋼原料価格が下落するなか、製品価格は弱含む可能性があり利益幅が圧縮されるとみる。このほど東松山工場(埼玉県東松山市)で開催した経営計画発表会で方針を示した。