2012年4月16日

東京地区の冷薄、在庫増、横すべり

 冷延鋼板は横ばい。足元の市中価格(ベースサイズ、トン当たり)は7万6000―7万8000円。

 4月に入り、荷動きはやや悪化している。3月後半から需要家の生産水準が低下したことによるものとみられ、「前月に比べると、10―20%程度の落ち込み」(扱い筋)といった声が聞かれる。出荷量の減少を受け、足元の流通在庫は再び増加に転じているもよう。