2012年4月18日

日新製鋼・周南、製鋼工程リフレッシュ

 日新製鋼は17日、ステンレス製造拠点である周南製鋼所の製鋼設備リフレッシュ工事を行うと発表した。

 約270億円を投じて転炉および真空脱ガス設備を増強し、5フィート幅まで製造できる連続鋳造設備(CC)を新設。10月に経営統合する日本金属工業の衣浦製造所の製鋼工程を集約する。生産能力は年80万トンと従来比16%アップする。2014年後半からの稼働を目指す。集約が完了した時点で、衣浦製造所における製鋼の操業は休止する計画。製鋼工程を周南に一本化することでステンレスの生産効率を上げ、統合シナジーの最大化を図る。

スポンサーリンク