2012年4月19日

大同特殊鋼、医療向けチタン強化

 大同特殊鋼は、医療向けチタン事業を強化する。チタンは年間600―700トンを出荷しているが、チタンの使用比率が高い医療向けは3割程度にとどまっており、この比率を高めたい考え。大半が欧州への輸出となっているが、今後はアジアにおける医療用チタンの需要を捕捉し、新たな収益の柱に育てる方針だ。最近ではβチタン合金を新しく開発中。民生用で1―2年実績を積み、今後、規格が厳しい医療向けに投入する。

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