2012年5月10日

新日鉄、高耐食性めっき鋼板 供給能力を拡大

 新日本製鉄は9日、太陽光発電設備の架台として用途拡大が進む高耐食性めっき鋼板「スーパーダイマ」の供給能力を、2・5倍の月間約5万トンに拡大したと発表した。

 約30億円を投じて君津製鉄所の3号溶融亜鉛めっきライン(CGL)にスーパーダイマ用のめっきポットとクロメートフリー後処理設備を導入するなど改造し、最大月間3万トンの供給能力を加えたもので、既存の君津製鉄所(1号CGL)と広畑製鉄所(CGL2基)を併せ、エコプロダクツ(環境対応型商品)需要への対応を強化した。

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