2012年5月21日

三井物産鋼材販売、在庫機能を拡充 東北に新中継地も検討

 三井物産鋼材販売(枝村憲道社長)は、在庫拠点を拡充する方針だ。定兼鋼材の取引を引き継いだことで販売網を広げたほか、東北地方においては地場得意先・特約店と協力し、被災した物流網の復旧を行いつつ、新たな在庫中継地の確保も検討している。

 また、定兼鋼材から新たに賃借した浦安倉庫(広さ約3400平方メートル)では、パイプ品種の増強や近隣地域に在庫していたカラー鋼板、線材製品を集約し、幅広い在庫を置き、関東以北の物流の起点とする方針。既存支店も在庫品拡充、加工能力の拡大などを計画しており、幅広いニーズに対応できる体制を整える。

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