2012年5月22日

大同特・渋川、高級鋼の拡大戦略加速

 大同特殊鋼渋川工場は、「世界最強の特殊鋼メーカー」を目指す全社の中期経営計画に沿って、高級特殊鋼の拡大戦略を加速している。ガスタービン用ディスク、航空機ジェットエンジンシャフト、石油・ガス掘削用ドリルカラーなどハイエンド製品の競争力強化を推進。タービン用ディスクなど超耐熱合金製品の大型化対応などを目的とする大型真空誘導炉(VIM)導入の検討を本格化し、機械加工の川崎工場への一部移管による人材・敷地の有効活用も進めている。