2012年6月20日

経済産業省ヒアリング、全国CC工業組合 7-9月出荷量1割増

 全国コイルセンター工業組合(理事長=鈴木貴士・五十鈴社長)は19日、経済産業省のヒアリングを受け、足元の概況や先行きの需要見通しなどを報告した。足元4―6月は1―3月に比べると、自動車向けの出荷量が減少し、工作機械や電気制御関係など好調だった分野も一部失速していると説明。7―9月は自動車メーカーの生産計画が高水準であることや震災・災害復興に関連する建設需要の回復期待などで、出荷量は前年同期比9・8%増の419万トンに増加するとの見通しを明らかにした。