2012年6月22日

新日鉄ハット+H工法、港湾工事で初採用 グアム島軍港改修に計8000トン

 新日本製鉄は21日、米国グアム島の海軍軍港の港湾埠頭改修工事向けに「新日鉄ハット形鋼矢板+H形鋼工法」が採用され、ハット形鋼とH形鋼を計約8000トン納入したと発表した。同工法が港湾工事で適用されるのは初。米国の建設案件でも初受注となる。大型工事としてはフィリピンの河川改修事業に続く2件目となり、技術提案・納入実績を生かし、新興国や米国などの建設市場で受注拡大を目指す。