2012年7月5日

H形輸出価格が続落 海外ミル攻勢

 H形鋼の輸出価格が続落している。日本メーカーの東南アジア向けの成約はベースサイズでC&Fトン750ドル程度と前月比で40―50ドル下落した。韓国メーカーのオファー価格が日本メーカーよりも40―50ドル安となっているため、下値に引っ張られる格好で成約価格が下がっている。海外ミルが鋼矢板の輸出価格も香港向けで、下値730ドルのオファー価格を出すなど、建設用鋼材全般で軟化している。