2012年7月12日

鉄スクラップ・韓国、市況再び軟化

 現代製鉄、東国製鋼などの韓国電炉メーカー各社は、先週末から今週にかけ再度の国内鉄スクラップ購入価格値下げに向かいだした。6月末に一旦下げ止まりが確認されたが、メーカーは製品値上げ失敗と先行きの電気料金値上げ問題からスクラップ下げを選択した。

 6日の1万ウォン(710円)下げに続き10日から1万ウォン下げた。嶺南地区メーカーも追随している。8月は異形棒を中心に20%の減産が計画されているため、底値の感触が掴めない。

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