2012年7月13日

12年中国、設備淘汰1815万トン計画 前年実績下回る

 中国工業・情報化省はこのほど、2012年の鉄鋼企業の設備淘汰計画を発表し、高炉・転炉・電炉合わせて年産能力1815万トンを閉鎖する。鉄鋼業の競争力強化や環境対策を目的に、小規模・老朽化設備の淘汰を進める。

 11年は約3000万トン閉鎖したが、新規設備が約8000万トン増え、粗鋼能力は8億5000万トン以上に増加。12年の淘汰は前年実績を下回るため、能力過剰の問題は深刻度を増す見込みだ。

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