2012年7月23日

11年国内鉄スクラップ発生量、使用済自動車が大幅減

 日本鉄源協会によると、2011年に国内で解体された使用済み自動車からの鉄スクラップ発生量は、前年比43万トン減の157万トンと推計される。内訳はシュレッダー処理が同39万トン減の149万トン、プレス処理が同4万トン減の8万トン。

 エコカー減税や補助金に伴う新車購入の先取りや、東日本大震災による心理的影響から、使用済み自動車処理台数が大きく減少したことが背景にある。