2012年8月2日

東京地区の普通鉄線、安値の販売も散見

 普通鉄線は弱含みの横ばい。市中価格は4ミリの規格線がトン当たり13万7000円、一般用線が12万9000円中心となっている。引き続き荷動きは低調。首都圏を中心に民間建築需要が支えとなっているものの、需給ギャップは解消されない状況で、市況も弱含みから脱していない。一方で、現在の価格水準は下げ余地に乏しいとの見方も聞かれており、秋口から徐々に荷動きが回復してくることで、下値も安定する可能性がある。