2012年8月9日

国内鋼材消費、7―9月微増1565万トン

 高炉メーカーによると、2012年度第2四半期(7―9月)の国内鋼材消費量は1565万トン程度(第1四半期見込み約1555万トン)になる見通しだ。建設向けが少し増えて自動車向けも高水準を維持し、普通鋼鋼材が1245万トン程度(1235万トン)、特殊鋼鋼材は320万トン程度(320万トン)になるとみている。

 見通し通りに推移すると、上期の国内鋼材消費は3120万トン程度となり、東日本大震災の影響を受けた前年度上期の2970万トンを上回るものの、反動増もあって上振れした同下期の3245万トンは下回る。

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