2012年8月24日

三井物産、事業支援で復興後押し 環境基金の予算規模を拡大

 三井物産は東日本大震災からの復旧・復興対応として、環境基金制度などを通じた社会貢献とともに、実業に則した起業・事業再構築を推進、支援、協力に取り組む。

 環境基金では予算規模を拡大、大学、研究機関などを助成、復興につながる研究を後押しする。実業に則した事業化推進では、気仙沼鹿折加工協同組合による水産加工の共同事業を後押しするほか、メガソーラー、バイオマス発電など再生可能エネルギーを支援していく。沿岸部での被災企業を主体とした復興を側面支援し、産業の振興と雇用に結び付け、復興作業を加速。一方で電力事状も加味し、エネルギー分野での対応を進める。これらを機軸に東北再生を図る。