2012年9月6日

国内鉄スクラップ続落、輸出市況ジリ安

 国内鉄スクラップ市況の下落が続いている。国内電炉最大手の東京製鉄が、全工場で5日入荷分からの鉄スクラップ購入価格をトン500円引き下げ、関東、関西のメーカーにも値下げの動きが広がった。国内市況のけん引役となる輸出市況はジリ安推移している。国内環境も9月は8月比で消費量の増加も見込まれるものの、足元の需給に関しては引き締め感を欠く。

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