2012年9月21日

新日鉄、最大課題は価格改善 適正水準化が不可欠

 新日本製鉄の営業総括管掌役員の佐伯康光常務取締役は20日、下期の鋼材価格の改善が最大の課題との認識を示した。今後、市況分野ではH形鋼など建材製品をはじめ、全鋼材製品で値戻しをすみやかに推進するほか、原料価格の下落によって需要家からの値下げ要求が予想されるひも付き分野についても、マージン改善を強力に進める考えだ。

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