2012年9月25日

印SAIL、近代化・拡張投資1800億円

 インド鉄鋼大手のスチール・オーソリティ・オブ・インディア(SAIL)はこのほど、製鉄所の近代化・拡張計画として2013年度に1200億ルピー(約1800億円)を投じることを明らかにした。21日開催の第40回年次総会でヴェルマ会長が説明した。

 内需の拡大が続く見込みから13年度に年間粗鋼能力を2350万トンと1000万トン増やし、将来的に5000万トンを視野に入れる。鉱山開発も進めており、原料一貫での高収益企業を目指す方針。