2012年10月1日

NSSC光、レアメタル回収設備 本稼働

 新日鉄住金ステンレス(NSSC)は28日、山口県光市の光製造所で約50億円を投じて導入した「ステンレス製造プロセスにおけるレアメタル回収設備」(SAF)の竣工式を開催し、木下洋社長をはじめ、光市の市川熙市長、経済産業省製造産業局の井上幹邦・稀有金属室長ら約120人が出席して厳かに行われた。安全祈願神事のあと、あいさつした木下社長は、無事故無災害で操業できたことに対し、関係者に謝辞を述べたうえで「念願の設備が完工した。能力以上の成果をあげられるように努力していく」と語り、地域雇用の安定・拡大と経済の発展に貢献する意気込みを述べた。