2012年10月10日

高周波鋳造、ダクタイル鋳鉄生産設備 来年初に大規模更新

 日本高周波鋼業が100%出資する高周波鋳造は9日、本社工場のある青森県八戸市のダクタイル鋳鉄生産設備について、リフレッシュ工事を行うと発表した。2013年1月から本格着工し、13年11月に完工予定。総投資額は約15億円。

 新建屋に加え、最新鋭の砂型造型設備をリプレースし、新規に自動注湯機を導入。砂処理ミキサー、冷却ラインなども増設する。生産能力は現行の月3500トンから同4000トンに増加し、フレキシブルな生産体制を構築。短納期・多品種小ロット対応を強化する。