2012年10月12日

印タタ製鉄、国内粗鋼能力1600万トンに引上げ

 インド鉄鋼大手のタタ製鉄は、印東部オリッサ州に建設中のカリンガナガール製鉄所の第2期工事を2016年に完了させ、既存製鉄所と合わせた国内粗鋼生産能力を、現在の1・6倍の年間1600万トンに引き上げる。第1期は14年完成予定で自動車用鋼板中心に製造する。

 「新製鉄所でも提携先の新日鉄住金に冷延鋼板と溶融亜鉛めっき鋼板製造の協力を求める」(H・M・ネルルカール社長)考え。最新技術を導入し、国内で増える高級鋼需要を捕捉する。

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