2012年10月12日

台・中龍鋼鉄、第2高炉 来2月稼働

 台湾鉄鋼最大手の中国鋼鉄(CSC)は グループの中龍鋼鉄が建設している第2高炉を2013年2月に稼働させる。粗鋼生産能力は同規模の第1高炉と合わせて年間500万トン。鋼材の生産能力に比べて不足している鉄源の自給化を図り、競争力を高める方針。

 台湾国内で上工程を増強する一方、インドで冷延ミルの建設を検討するなど、海外で下工程を展開し、新興国需要を捕捉する考え。