2012年10月15日

東京地区の構造用鋼、供給過剰 弱ムード

 構造用鋼は弱基調が続いているが、得意先の違いによって各社の収益に差が出ているようだ。鉄スクラップ価格の下落で、店売り向け市況全体に影響が及んでいるが、主要需要先である自動車メーカーの好不調の色合いが流通企業にも濃く出始めている。足元、機械構造用炭素鋼(SC、丸鋼)はトン11万8000―11万9000円どころ、クロム・モリブデン鋼(SCM、丸鋼)は同14万4000円どころ。

スポンサーリンク