2012年10月16日

大同特殊鋼、合金粉末販売 15%超伸ばす

 合金粉末で世界3位の大同特殊鋼は、歩留まりが高く、需要家のコスト低減に寄与する軟磁性材料の開発・製造を強化する。世界的に需要が伸びるハイブリット車向けなどに採用が増えていることから、2014年度を最終とする中期経営計画で、合金粉末の販売量を現行比15%以上伸ばしたい考え。多様化する需要家の要求に応えながら、新規需要に加え、既存の横展開を図る。耐食性、耐摩耗性、耐熱性を高めた独自の合金粉末製品で、世界シェアアップを狙う。

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