2012年11月15日

関西地区の異形棒市況、下げ止まり

 関西地区の異形棒鋼市況は緩やかな軟化局面が続いたが、鉄スクラップ価格の反転に伴い、先週あたりから安値回避の動きが広がり、ここにきてほぼ下げ止まった。

 現行価格はトン4万8000円(ベース、直送)どころ。8月末あたりから続く鉄スクラップ価格の軟化で客先の値下げ圧力が強まる中、成約のために流通が安値対応するケースが増え、市況は緩やかに下落。一部4万円台半ばの価格も散見される状態となった。