2012年12月4日

10月の普通鋼輸出216万トンに減 下工程製品が苦戦

 日本鉄鋼連盟は3日、10月の鉄鋼貿易実績を発表したが、それによると普通鋼鋼材輸出量は前年同月比0・5%減、216万1000トンとなり、2カ月ぶりに減少した。前月比では7・1%減で、3カ月連続の減少。最大数量の熱延広幅帯鋼(ホットコイル)は8カ月連続で増加したものの、円高継続や市況下落の中、ドルベースでの付加価値の高い冷延広幅帯鋼、亜鉛めっき鋼板、電気鋼板など下工程製品が苦戦した。

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