2013年1月10日

東京地区の普通鉄線、実需不足 横ばい

 普通鉄線は横ばい。市中価格は4ミリの規格線がトン当たり13万7000円、一般用線が12万9000円中心となっている。為替の円安進行や新政権による公共事業拡大の方針、スクラップ価格の堅調推移などもあり、市場の先行き期待感は強まっている。一方、流通では引き続き実需不足を指摘する意見が聞かれ、市況の上昇には、なお時間を要するとみられる。