2013年1月31日

東京地区のNi系ステン冷薄、下値切り上がる

 ニッケル系ステンレス冷延薄板は強含み横ばい。年末からの原料ニッケルの価格上昇、および為替の円高修正により製造コストアップが急なメーカーでは、契約価格の引き上げ姿勢を強めており、市況もトン5000円上がるなど下値は完全に切り上がった。スクラップ価格も反転上昇傾向にあり、市中には先高観が出ている。足元、SUS304ベースサイズはトン25万5000円―26万円どころ。

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