2013年2月12日

大林商会、近江スチールの事業継承

 鋼材流通の大林商会(本社=兵庫県伊丹市、大林孝文社長)は、4月1日から近江産業(小八木規之社長)の関係会社・近江スチールの事業を継承する。商権(顧客先=約200社)と加工設備を譲り受けるもので、ユーザー向けの小口販売を一段と強化し、販売量を25%増の月間2500トン程度まで引き上げる計画。一方、近江産業は事業の“選択と集中”を進めており、近江スチールの事業譲渡はその一環。今後もユーザーのSCM対応の体制を整備し、鋼板の総合加工流通業者としての機能向上を推進する。