2013年2月19日

日立金属、金型周辺設備導入

 日立金属は経済産業省の補助金を活用し、55%出資するプラスチック成形用金型材の加工・販売会社、デムスに約1億数千万円を投じて金型表面改質設備、加熱炉などを導入する。稼働は2013年夏を見込む。同社は、神戸製鋼所などと組んで、航空機・エネルギー関連向けの大型鍛造品部材の製造を目指しているが、そのプロセスでは、熱間加工性の極めて悪い超耐熱合金材料などの鍛造を行う上で、負荷の大きい大型鍛造用金型の長寿命化が、生産性向上のために必要不可欠な技術とされている。経産省の補助金を活用し、金型周辺設備を整備する。

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