2013年3月7日

東京地区の針金、先高期待も横ばい

 針金は先高期待はあるものの、足元では横ばい推移が続く。市中価格は4ミリがトン当たり19万円、2ミリが21万円中心となっている。素材値上げとそれに伴う製品値上げの影響で、市況には反転ムードが漂う一方、実需不足を背景に需給は締まっておらず、価格上昇への期待感が先行している状況。需要の伸びが限られる中で、線材加工メーカーも製品の出荷価格を上げきれていないとの指摘も聞かれる。

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