2013年3月21日

日本金型材、複合セット加工強化

 日本金型材(本社=埼玉県戸田市、牟田伊夫社長)は、3カ年中期経営計画(2010年度―12年度)で固定費などの年間コストを3割以上低減し、保有在庫も4割減らした。プラスチック金型用鋼の加工に偏っていた事業構造から、新たに付加価値の高い複合セット加工を強化し、プラ型のノウハウを応用したプレスおよびダイカスト加工などの比率を、全体の2割以上に高めた。来期からスタートする新中計では、よりアライアンスを広げ、提携先との分業スタイルを構築して、事業の2本柱育成を進める。